トイレの場所を覚えてもらうために、うまくできたら褒める、を繰り返して成功体験を重ねましょう。

失敗したときに、「あー！」などの声をあげてしまうと、『飼い主さんが喜んでくれている』と勘違いし、そこが正しいトイレの場所だと学習してしまう可能性も。ノーリアクションでささっと片付けましょう。

暑さ・寒さや、人の出入り、生活音など、トイレに集中できる環境かどうかをもう一度チェックしましょう。また、犬は柔らかい感触の場所で排泄をしたがる傾向があるため、ふわふわのマットなど犬が排泄したくなるものは片づけることをおすすめします。

においが残っていると、その場所をトイレと勘違いしてしまい、何度も失敗を繰り返す可能性があります。

子犬のうちは、いたずら防止のメッシュが付いたフラットなものが良いでしょう。
トレーは、トイレシーツがはみ出さないよう、同じサイズのものを使用してください。

コマンド（号令）とは「マテ」「オスワリ」など、愛犬に行動を起こすように促す合図のことです。
トイレのコマンド（号令）としては「ワンツー」という言葉がよく使われます。
確実に排泄をすることがわかっている時に「ワンツー、ワンツー」と声をかけると、徐々にコマンドとトイレが関連付いていきます。 そうすることで、場所が変わっても影響を受けにくくなり、外出先でのトイレに役立ちます。